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- 角陸コラム
贈与税~相続時精算課税~
相続時精算課税制度相続時精算課税制度とは、贈与税・相続税を一体として清算する制度です。60歳以上の父母または祖父母から18歳※以上の子・孫への生前贈与について、受贈者の選択により利用することができます。 贈与時には贈与財産に対する軽減された贈与税額を支払い、その後相続時にその贈与財産とその他の相続財産を合計した価額を基に計算した相続税額から、既に支払った贈与税額を精算します。 ...
贈与税~暦年課税制度~
暦年課税制度 暦年課税制度とは、1年間の間に贈与を受けた財産の合計額に応じて課税される制度です。税額の計算 : [課税価格-基礎控除額(110万円)]×税率-控除額 税額の計算は、まず、その年の1月1日から12月31日までの1年間に贈与によりもらった財産の価額を合計します。続いて、その合計額から基礎控除額110万円を差し引きます。その残りの金額に税率を乗じて税額を計算します。&nbs...
確定申告【2】~所得控除~
収入金額から経費を差し引くなどして所得金額を計算した後、所得控除額を計算します。 所得控除の種類には、生命保険料控除、扶養控除、寄附金控除、医療費控除などがあります。 ◆ 寄附金控除(ふるさと納税の場合) 都道府県・市区町村に対して寄附(ふるさと納税)をすると、寄附金のうち2,000円を超過する金額から一定の上限額までが控除されます。 (例:年収500万円の給与所得者が30...
確定申告【1】
所得税の確定申告は、毎年1月1日から12月31日までの1年間に生じた所得金額と、それに対する所得税額を計算し、源泉徴収された税金や予定納税額などがある場合、その過不足を精算する手続きです。 ※ 給与所得は、事業所得のように必要経費を控除できない代わりに、給与所得控除額を給与の収入金額から控除します。 ※ 所得金額を減算する所得控除よりも、税額から直接減算する税額控除の方が、税...
扶養家族の要件
■税法上と社会保険上の扶養家族の要件一定の要件を満たすことで受けられる扶養について、所得税法上と社会保険上での扶養の要件はそれぞれ異なります。 所得税法上の扶養:次の要件の「すべて」に当てはまる人社会保険上の扶養:次の要件1,2「いずれか」に当てはまる人 ■扶養家族の壁税法上・社会保険上の扶養に入るためには、扶養者との関係性や年齢といった条件に加えて、一定の収入基準...